ユビキタス社会とは

ユビキタス社会とは「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」がコンピューターネットワークを初めとしたネットワークにつながることにより、様々なサービスが提供され、人々の生活をより豊かにする社会のことです。

「いつでも、どこでも」とはパソコンによってネットワークにつながるだけでなく、携帯情報端末をはじめ、屋外や電車・自動車など、あらゆる時間・場所を選ぶことなくネットワークにつながる事で、「何でも、誰でも」とはパソコン同士だけでなく家電などのあらゆる物を含め、物と物、人と物、人と人がつながることです。

当サイトでは、そんな『ユビキタス社会』や『ネットワーク』について考えているサイトです。

ユビキタス社会推進プロジェクト

2011年現在までに、ユビキタス社会を推進するさまざまなプロジェクトが活動しています。
以下はその代表的なプロジェクトです。

e-Japan

デバイス、ブロードバンド環境を整備し、IT化を促進した。最終答申では、「いつでも、どこでも」という言葉が使われている

委託研究
  • やおよろずプロジェクト
    2002.8.29〜2005.3.31「横断的科学によるユビキタス情報社会の研究」の通称。
    株式会社日立製作所システム開発研究所、慶應義塾大学、東京工科大学、東京大学、文部科学省メディア教育開発センター(NIME)、株式会社ユーディットが参加。

u-Japan

u-japanとは、「ユビキタスネットジャパン」と呼び、「ユビキタスネットワークが実現した社会」を示す。
u-japanのuは、Ubiquitous / Universal / Unique / User-orientedをイメージしている。
総務省は研究機関、企業に、さまざまな研究を委託し、ICTを促進している。(2004〜2010)

委託研究
  • 電子タグの高度利用活用技術に関する研究開発(2004〜2007)
    シームレス・タグ情報管理技術 / 相互変換ゲートウェイ技術 / セキュリティ適応制御技術を確立する。
    エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、株式会社NTTデータ、NEC(日本電気株式会社)、株式会社東芝、横河電機株式会社が参加。
  • ユビキタスセンサーネットワーク技術に関する研究開発(2005〜2007)
    ユビキタスセンサーノード技術 / センサーネットワーク制御管理技術 / リアルタイム大容量データ処理・管理技術を確立する。
    ユビキタスプラットフォームとして、UCRモデル(ubiquitous code relation model)を提唱している。
    三菱電機株式会社、情報技術総合研究所、松下電器産業株式会社、パナソニックシステムソリューションズ社が参加。
  • アジア・ユビキタスプラットフォーム技術に関する研究開発(2005〜2007)
    状況情報処理を実現するユビキタスプラットフォームを策定し、アジア地区でのユビキタスコンピューティングの実証実験を行う。
    ユビキタスプラットフォームとして、UCRモデル(ubiquitous code relation model)を提唱している。
    YRPユビキタス・ネットワーキング研究所が参加。

ユビキタスとは

ユビキタス (Ubiquitous) とは、それが何であるかを意識させず(見えず)、しかも「いつでも、どこでも、だれでも」が恩恵を受けることができるインタフェース、環境、技術のことである。 ユビキタスは、色々な分野に関係するため、『ユビキタスコンピューティング』、『ユビキタスネットワーク』、『ユビキタス社会』のように言葉を連ねて使うことが多い。現在「ユビキタス」の厳密な定義は出されていないが、標準化団体であるW3Cでは2006年、に関するワークショップを設立し、国際基準の規格化に乗り出している。2007年4月には、日本での活動が展開されている。

ユビキタスという言葉は、他の言葉と組み合わせて使うことが多く、意味する範囲が明確に定義されているとは言いがたい。近年流行のバズワードのひとつとして使われている。現在、以下のような使い方をされている。

  • ユビキタスコンピューティング
    コンピュータということを人に意識させないで、人の生活を支援する技術、環境。
    コンピュータ本体だけでなく、各種デバイス、端末を含む。
  • ユビキタスネットワーク
    コンピュータ同士が自律的に連携して動作することにより、人の生活を支援する技術、環境。
    開発中の技術(センサーネットワーク等)だけでなく、既存の技術(インターネット、Web2.0)を含む。
  • ユビキタス社会
    ユビキタスの技術により、人が人らしく支援を受ける社会。
    ユビキタスネットワーク社会、ユビキタス情報社会と表現する場合もある。

"ユビキタス"という用語の起源

ラテン語でUbiqueとは、「遍く」(△「いつでも、どこでも」)を表す一般的な用語であるが、英語のubiquitousには、「神は遍在する」という宗教観がある。欧米では「唯一神」が遍在するのに対し、伝統的日本の神は八百万の神であるということで、日本的ユビキタスを意識した、やおよろずプロジェクト(2003年度〜2005年度)が生まれた。

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